ソフトバンク栗原陵矢内野手(30)が球宴前の前半戦で30号に到達した。球団では01年小久保、05年松中につぐ3人目。小久保監督は「(栗原が)こんなあっさりいくとは思わなかった。犠飛だと本人も思ったみたい。ここ数試合、逆方向にも本塁打が出ている。量産の要因でしょうね」と、左中間最深部へ運んだこの日のアーチをほめた。
小久保監督自身01年に球宴前に30号に達し、そのシーズンでキャリアハイの44本塁打を記録した。「40本狙うにはそれくらいの数字が必要。(自分も当時)狙っていた。彼も欲を出して狙ってほしい」とエールを送った。小久保監督の01年は30歳になるシーズン。栗原も7月4日に30歳を迎えた。年齢的にも同じ条件だ。
栗原は「始まる前は全然考えてなかった。でも、うれしい」。これまでのシーズン最多は21本、自分でも中距離打者だと思っている中で、体を大きくしパワーをつけ、今季は本塁打を打てるツボの球を逃さない。大台の40本については「1本ずつですね。しっかり頑張ります」と色気をみせることはない。残り52試合、無欲でどこまで本数を伸ばせるか楽しみだ。【石橋隆雄】



