日本ハムが、今季3度目のサヨナラ勝ちで、カード初戦を飾った。7回に追い付くも8回に勝ち越され、その裏、1死一、三塁、途中出場の清宮幸太郎内野手(27)の中犠飛で追い付き、9回1死二塁では、同じく途中出場の奈良間大己内野手(26)の中越え適時二塁打で、けりをつけた。
新庄剛志監督(54)の一問一答は以下の通り。
-しびれる展開で
「しびれましたね。今日見に来てくれたファンの方たちはすごい面白い試合だったんじゃないですかね」
-7、8、9と1点ずつ、という形になりました。
「しっかり上川畑君もね、(7回)自己犠牲(一ゴロ)で進塁させてくれましたし、奈良間君も(7回1死三塁で)犠牲フライしっかり打ってくれて。清宮君も途中から出場してね。でも、今日は辰己君に4打点ぐらい防がれたというか、素晴らしい守備をされてね。いいプレーでしたね」
-改めてこう、守り勝っていく難しさみたいなものが出た
「守り勝てないからね、今年は。でも、一生懸命、確実にいいプレーをしようっていう気持ちが強すぎてのミスにつながってるというとこもあるので、その辺は難しいんですけど、やっぱりいい選手っていうのは力の入れ具合がものすごくうまいんで、その辺は経験と言っても、経験はしてますからね。本人が克服するしかないというところはありますね」
-勝ち星はつきませんでしたけど、先発の加藤投手は今シーズン開幕からの状態がそのまま出たピッチングだったと思いますが
「代える前、いい投球してくれて。ただ、向こうの4、5、6番が今日タイミングが合ってたんで、ちょっとスピードが早い田中君で行こうというところでしっかり抑えてくれたのでよかったです」
-特に今シーズン、ここまではそのリリーフというところで難しい試合になることも何回かあったんですけど、今日の場合は、これからにつながっていく継投に
「(孫)イーレイがね、すごくいいまっすぐを放ってた。あの真っすぐが、あれば。チェンジアップが少なかったなと思いますね。(7回2死二塁でYG安田に)チェンジアップいってたら、打ち取れるなと思いながら見てたんですけど、でも、あれだけ真っすぐ走ってたら、真っすぐで行きたいという気持ちもわかりますね。でもあれはアウトコースのボール球を安田君がしっかりバットの芯に当ててね、気持ちで持っていったというバッティングでしたね」
-その中で終盤、かなりこう苦しいところもありましたが堀投手、柳川投手とか、この辺のところが本来の力を出したことによってサヨナラにつながった
「堀君も柳川君も、こういう場面でフォアボールを出すケースが多かったんですけどね。調整を経てフォアボールが減ってストライクゾーンに行くようになったんで。彼のボールなら、ストライクゾーンに行けばね、打ち取れるんで、フォアボールなしで行ってもらえたらいいなと思います」
-改めてサヨナラの場面になりますけども、奈良間選手が途中から出てきて2打点という形になりました。ベンチから出た選手決めるっていうのは、チームとって勢いがでる
「なんかつかんだんじゃね? 奈良間君。あんだけ(外野が)前に来てたら、意外とバッターって難しいんですよ。ポンって当てたら外野を越えていくっていう意識が強くなりすぎるとスイングが遅くなるんで、詰まるケースが多いですけど、しっかり左肩を開かずに芯にしっかり。今年の僕と奈良間くんの約束は、とにかく芯に当てるということを心がけて1年間やってほしいってこと言ってたんで、その約束通り芯にあててね。さよならヒット打ってくれて、奈良間パパもうれしいんじゃないですか」
。それしか考えてないですね」
-いい選手はうまく力が抜けるとありましたけども、監督としてだったり、他の首脳陣もどういう風にアドバイスだとかを考えてますか
「引かないことですね。攻める気持ち、常に。試合が始まったら27個のアウトを全て自分が取るっていう気持ち、集中力を持ってやることが1番大事ですね」
-7回1死三塁で奈良間を起用
「奈良間君と有薗君と矢沢君を用意していて横尾コーチに『事を起こしてくれそうなのは誰だと思う?』って聞いたら『奈良間じゃないですか』と。『じゃあいこうか』と。向こうはスクイズを警戒するんで、フォアボールっていうところもあって、低めのボール球のサインをキャッチャーは出してくると思うんで、ストライクゾーンを上げて打ってくれるだろうと思ったら、初球の低めのボールを空振りしたから…(笑い)うわ!と思って(笑い)。フォアボールも頭に入ってんのにって…(笑い)。最後は多分、太田君が裏をかいたんでしょうね。それが表になったという」
-細川は質の高い打席を送っている
「ここのところずっといいですよ。だから、スタメンですよ。彼はこのチャンスを逃したくないっていう気持ちがものすごく強いと思うんで、このままこの調子でいけばレギュラーも取れる可能性もあります。去年みたいにアウトコース気味のボールをちょこんと当てて、ショートフライ、レフトフライっていう凡打が減っているので。あ、これはいけるなっていうところで、使おうという気持ちにさせてくれていますね、今は。あと、練習の取り組み方とか、すごくいい取り組み方してるんで、それは結果出ますよ」
-ポジションはどこが
「今ならセンターじゃないですか。ですね」
-三塁までしっかり走者を進められているのが大きい
「でかい。それはでかいっす。プレッシャーのかけ方が違いますよね。相手ピッチャーに対しての。そりゃあワンバウンド放れないし、ストライクゾーンに集まってくるから、犠牲フライにつながるっていうところはありますね」
-レイエスを代えたのは
「だって勝たないと。まず同点に追いつかないと。(二塁走者が)五十幡君で、(投手は)マルテだったので、もしかしていけるかなと。難しいですよね。延長戦になったらレイエスをなんで置いとかなかったんだってなるんですけど、その前に負けてしまったらレイエスどころじゃないから」
-8回の万波の中前打で(二塁走者をホームへ)回してほしかった
「うん。辰己君が普通にチャージをしていたらストップです。1回、2回待ったでしょ。あれを見て(三塁コーチは)回さないといけない。あれがもしアウトになったとしても、回して正解です。(打球の)捕り方ですよね。でも、それをカバーしてくれた清宮君に、多分森本コーチはうどんの差し入れして。あ、いらないか(笑い)。でも森本コーチからしたら、相手ピッチャーに対して清宮君は打つって判断して止めたと思うし。その辺の駆け引きっていうのは難しいですよね。あれが五十幡君、矢沢君、水野君以外だったら止めたかな。やっぱね、あの距離からストライクの返球って、なかなかコントロールできないし、何10センチそれただけで、彼らの足ならセーフになるから。タイミングだけじゃないんですよ。慌ててコントロールが悪くなるっていうのも頭に入れてね。やってると思いますけど。だって、森本コーチが回してセーフになったのは、今年何回もありますから。うまいな~っていうことところを何回も見てきたんで」
-5回表の吉田の交代は3回の走塁でスライディングせずアウトになったから
「僕はファインプレーしてくれ、ヒット打ってくれ、ホームラン打ってくれ、そういうお願いはしないんで。当たり前のプレーをね。あれ、スライディングしていたら、もう間違いなくセーフ(二塁打)なので。そういうところは、やっぱチームでやっているわけだし。スライディングしてたらなんのこっちゃないでしょ」
-足が痛かったとか
「じゃない」
-田中がノーワインドアップで投げていたは監督の指摘
「昨日ですよ、俺言ったの。もうしてると思って。大丈夫かなと思いながら。バッター目線ですけど、田中君はセットポジションで真っすぐを投げるより、ワインドアップで投げる方が、威圧感があるというか。バッターが見慣れていない景色で1回投げさせた方が、バッターは目慣れしていないからいいんじゃないかなっていうところで。でも、俺のイメージは(変えるのは)3日、4日後ですよ(笑い)。いや、練習はしてましたよ。僕が言った1分後には練習してたから。力が抜けると思うんですよね。結構考え込むタイプの選手なんで、セットより、ワインドアップで楽にぴゅんってね。ボールも良かったしね。伝えたのは、スプリットを投げるときに腕の振りがものすごく変わってしまうから、もうちょっと浅く握って真っすぐを投げるような感じで投げてほしいと。今日、村林君へ投げた球。浅めのスプリット、良かったんじゃないですかね。でも、器用だなって。バッターならわかるよ、トップの位置を変えるとか、タイミング変えるとか。ピッチャーは…ここ4年間(ワインドアップを)やってないわけでしょ。でも、これでつかんでくれたらいいし。はい。明日勝って気持ちよくオールスター行ってきます」



