中日が前半戦最後の一戦を白星で飾り、2カード連続の勝ち越しとなった。

月間勝ち越しとし、借金を17に減らした。井上一樹監督(54)は「我慢の試合の中で、金丸がよく粘りました。板山が本当に期待に応えてくれて、後半に点を取れたいいゲームだったと思います」と振り返った。

膠着(こうちゃく)した試合を動かしたのは、2試合ぶりにスタメン出場した板山祐太郎内野手(32)だった。1-1の8回2死満塁。DeNA宮城から中堅手の頭上を越える走者一掃の適時三塁打を放ち、一気に勝ち越しに成功。今季、塁が埋まった状況で4打数3安打11打点の“満塁男”が大仕事だ。

期待に応えた。板山はここまで3打席無安打。8回の味方の攻撃を見ながらベンチで準備し、「点が入ってなければ2死満塁だな」と好機で打席が回ることを想定。「それだけは勘弁してくれと思っていました」と本音を漏らしながらも、「カウントを悪くしたくないと思うので割り切りやすさはある。浮いてきた球は全部いこう」と狙い球を絞り、期待に応えた。井上監督も「ちょっといろいろ考えたけども、板山で行こうと」と代打ではなく、板山を信じた。

先発金丸は7回1失点と好投。白星こそつかなかったが、粘り強く試合をつくり、勝利を呼び込んだ。

【プロ野球スコア速報】はこちら>>