DeNAが、リクエスト失敗に泣いた。
3-3の同点で迎えた9回裏。1死一塁から代走モンテルに二盗を許した。タッチした京田陽太内野手の要求にこたえ、相川亮二監督がリクエスト。微妙なタイミングながら、はっきりした映像が流れることはなく、元の判定通りにセーフとなった。ここで1つ目のリクエスト権が消滅した。
6番手中川虎大投手が武岡を二飛に打ち取り、2死までこぎつけたが、1番の長岡を申告敬遠し、一、二塁とした。2番岩田を一塁へのゴロとしたが、足が速く、内野安打となった。その間に二塁走者のモンテルが一気に本塁へすべり込み、サヨナラの生還となった。
一塁、本塁ともに微妙なタイミングであり、相川監督はリクエストを要求した。だが、既に二塁盗塁で1つ権利をつぶしており、残り1つを一塁か本塁のどちらかのプレーにしか使えない。一塁付近の佐野恵太外野手、牧秀悟内野手らも、本塁を守る古市尊捕手も、両方が手を上げた。
相川監督は、本塁でのプレーにリクエスト権を使うことを選択した。「そこはもう判断してホームでということです。そこは僕の判断でやった。両方チャンスがあるかなとは思ったんですけど」と振り返った。
牧は「難しい判断でした」と話した。古市は「手が入ったぽい感覚はあったが、一塁がセーフに僕には見えていたので。僕は手首に当たった感覚があったのでアピールした。どっちも際どかった」と話した。
1回に3番筒香嘉智内野手が中堅右へ14号3ランで先制した。ところが、打線が2回から9回まで0行進。特に9回表は、無死満塁と攻め立てながら、勝又温史外野手が三振、代打佐野が一塁ゴロ併殺打で好機をつぶした。相川監督は「もうそこでね、取れなかったっていうところが、こういう結果になってしまった」。サヨナラ負けの原因は、最後のプレーではなく、好機をつぶした攻撃だったと分析していた。



