本拠地エスコンフィールドに充満した夏休みの高揚感は、あっという間にしぼんでしまった。日本ハムは伊藤大海投手(28)が3回7安打5失点(自責4)で8敗目。逆転Vへの望みをつなぐためにも勝ちたかった首位ソフトバンクとの3連戦初戦は、試合開始から1時間で、大勢が決した。
変化球をことごとく捉えられ、外野へ運ばれた。2回に犠飛で先制点を失うと、3回は先頭正木からの3連続を含む4長短打を浴びるなどして4失点。内野守備の失策も響いた。新庄剛志監督(54)は「中心バッターに打たれすぎ。だったら何か工夫して。そういうテクニックが必要になってくる」と、エースに進化を求めた。
打線は今季初対戦のモイネロに、6回まで2安打に抑えられた。指揮官は「モイネロいいね。あれだけテンポがいいと野手が集中する時間が短いので、ファインプレーが増えますよ」と、うなるしかなかった。
ソフトバンク戦は今季3勝15敗。ゲーム差は8・5に広がったが、新庄監督は「こういう年もありますよ。初戦負けて2連勝ということも多いんで、明日なんとか勝てるように考えます」と顔を上げた。【中島宙恵】



