ヤクルトが接戦を制し連敗を「2」で止めた。高橋奎二投手(29)が中11日で先発。6回8安打1四球5奪三振1失点の粘投で7月10日阪神戦以来、自身5登板ぶりの今季3勝目を挙げた。
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ヤクルト高橋は恐怖心を乗り越えてマウンドに上がっている。昨季は2度の故障離脱。今年も1月からリハビリ組のメニューをこなし、2月の春季キャンプから2軍で調整を続けていた。その中で投球を再開してからも、心理的にも完全な状態ではなかった。
「(痛みなどの)違和感はなかったけど、怖さがあった。徐々になじんでいった」
投球中に故障したわけではない。それでも投げるために動かす場所。再発も頭をよぎり、意識していなくても怖さは感じていた。「影響ないと思っていたけど、空回りしていたのかもしれない」と振り返った。
不安を抱えながらの日々も過ごした左腕はこの日で今季12試合目の登板。前回は3回途中6失点、前々回は6回7失点と悔しい結果に終わった。「前回、前々回と本当にボコボコにやられて。それでも僕を使ってくださったので、今日なんとかいいピッチングをして、チームの勝利に貢献できたらいいなと思っていた。1失点で抑えられたのですごく良かった」。今年は5月からとシーズン途中からにはなったが、ローテーションを守り続けるという目標を達成するためにも大きな勝利。心技体そろった“快投”を披露していく。【塚本光】



