巨人が終盤の逆転劇でカード2連勝、対ヤクルト戦4連勝を飾り、首位阪神に1・5ゲーム差に迫った。同点の9回に甲斐拓也捕手(33)が今季初安打となる決勝の1号ソロを放ち、チームに劇的逆転勝利をもたらした。
中盤までは快音が遠かった。5登板で0勝4敗、防御率1・69と抑え込まれてきた先発の山野が立ちはだかった。ようやくの反撃は6回。先頭の佐々木俊輔(26)が第9号ソロを放つと、8回には2死から佐々木、泉口の連打で一、二塁と食らいつくと、4番に復帰したボビー・ダルベック内野手(31)がヤクルト星のフルカウントからの152キロ直球にコンタクトした。一塁強襲の間に2人がホームインして逆転に成功した。
しかし8回に中川、田中瑛と2投手をつなぐも、並木に同点適時打を浴びて試合は再び振り出しに戻された。それでも9回1死、今季14打席目となった甲斐が値千金の勝ち越しソロ。さらに佐々木も適時二塁打で追加点をもたらした。
先発の井上温大投手(25)は初回、ヤクルト1番長岡に2試合連続の先頭打者本塁打を許し、出ばなをくじかれる展開。続く2番赤羽に二塁打を浴び、4番山田の遊ゴロの間に2点目を喫した。直球を含めて制球が定まらない中で何とか踏ん張り、6回2失点。勝敗はつかなかったがゲームを作った。9回は守護神マルティネスが通算248セーブ目で締めた。
阪神が中日に0-4で敗れたため、ゲーム差を1・5につめた。28日からは敵地甲子園で首位阪神との3連戦が待ち受ける。



