投打がかみ合った中日が今季2度目の5連勝を飾った。先発涌井秀章投手(40)にとって特別な1勝となった。6回5安打3三振1四球無失点で、今季4勝目をマーク。NPB通算170勝に到達した。憧れの存在、横浜高校の先輩・松坂大輔氏(45)の日米通算170勝についに並んだ。
「目指していた数字でもあるので。でも、今日勝って、チームのいい流れを止めることなく継続できたのが良かった。そこ(勝利数)は家に帰って、噛み締めようかなと思います(笑い)」
松坂氏とはプロで2年間、一緒にプレーした。投球スタイルも、人柄も、オンリーワンな存在。「超えると言っても簡単な存在ではないので。でも、勝ち星で並べた。素直にうれしいです」と喜びをかみしめた。
好投したベテラン右腕を打線も援護した。初回、相手のミスを突いて1点を先制した。5回には福永が左翼席へ4号ソロ。6回にはサノーが3戦連発となる20号ソロを左翼席へ放り込んだ。好守にも助けられた。
ここへきてセ・リーグは3位から6位までが急接近。し烈なCS進出争いが続く。3位まで1・5差。井上監督は「こちらは冷静にコツコツいくだけなので。明日もバンテリンドームが盛り上がる。そういったものをお見せできれば」と引き締まった表情で語った。【林英樹】



