2位西武の優勝が遠のいた。首位ソフトバンクに競りながら、最後は突き放された。大事な一戦に敗れ西口文也監督(53)は「もううちとしては開き直ってやるしかないんでね」と話した。残り20試合で首位と6ゲーム差。3位日本ハムに1ゲーム差に迫られた。
先陣を託した高橋光成投手(29)が正木に先頭打者本塁打を浴び、2回もミス絡みで2点を失うと、3回に指先のマメがつぶれて緊急降板した。「大事な3連戦の初戦、試合を作ることができず本当に申し訳ありません」とした。症状について西口監督は「そのまま中6日で行くか、間を空けるかは明日の様子を見て考えたいと思います」と状況次第ではローテ再編の可能性も出てきそうだ。
0勝3敗だったソフトバンク前田悠は崩した。KOした4回途中まで7安打を重ね、4番起用の43歳中村剛も2安打と期待に応えた。西口監督も「(前田悠は)いつもより出来は悪いふうには見えましたけど、捉えられたことはうちには自信につながっていくと思います」と“この先”の布石になりうる一戦とも取れる。果実を得ながらも、優勝が遠のいたのは紛れもない事実だ。【金子真仁】



