ソフトバンク栗原陵矢内野手(30)が自身初、両リーグ最速でシーズン100打点に到達した。3打数2安打2打点でチームの勝利に貢献した。
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ソフトバンク栗原にとって9月は試練のスタートだった。1日の日本ハム戦(エスコンフィールド)では8回に三塁守備で悪送球。決勝点の走者にしてしまった。翌日の練習前、小久保監督に呼ばれ、話をした。野手ミーティングでは「気持ちを切り替えて頑張ります」とナインの前で発言した。
試合前練習では本多内野守備走塁兼作戦コーチに付き添われながら、連日ノックを受けている。栗原は「試合で成功体験を重ねていかないと」と打球を追う。いくら練習でうまくいっても、試合でミスすれば意味がないと身に染みている。この日の試合前まで、9月は3試合で11打数無安打とバットでも結果が出ていなかった。小久保監督も「いろいろあった。成長するには必要な試練がきた。今日は胸張っていい。彼の活躍で勝った」と話す。
仲の良い1学年上の周東佑京外野手(30)は「選手会長ですし、この前の出来事もあるし、より一層自分に向き合っている感じはしますね」と言った。周東から気付いたことを話すことはない。「本人が気付かないとダメだし、気付けば大きいし大事」ともがきながら成長する姿を見守っている。数字だけではなく、栗原の野球人生にとって大事なシーズンとなっている。【石橋隆雄】



