自慢の破壊力で豪快な決勝アーチをかけた。ソフトバンク正木智也外野手(26)が5試合ぶりの1発を放って勝負を決めた。

1-1の同点で迎えた3回1死走者なしの場面。カウント2-1から日本ハム先発加藤の直球を逃さなかった。「打った瞬間に入ると思いました。とにかくストライクゾーンに来たら思い切り振ろうと思っていた」。打球は左翼スタンド中段に突き刺さった。勝ち越しの24号ソロ。打球速度173キロ、飛距離126メートルの特大弾。2本塁打を放ってお立ち台をともにした柳田も「怖いです」と苦笑いするパワフル弾だった。

日本ハム戦は今季5発目。対戦カードでは最多のアーチをかけた。長距離砲を搭載したリードオフマンは4日の西武戦(みずほペイペイドーム)で今季6本目の初回先頭打者アーチ。球団記録を塗り替える1発を放って打線に着火。機動力が売りのチームにあって、正木の今季盗塁は0。「1番打者」といえば俊足巧打が代名詞だが、そんな常識? も覆し、打席では相手投手に長打の恐怖心を植え付けている。

後半戦突入前に掲げた25本塁打は目前となったが目標値は上方修正。残り17試合で、さらなる上積みを誓う。「(24本塁打は)ここまで打てるとは思っていなかった。でも、もっともっと伸ばせていけたらと思います」。驚異のパンチ力で、殊勲のアーチを描き続けるつもりだ。【佐竹英治】

【プロ野球 スコア速報】はこちら>>