オリックスの東松快征投手(21)が待望のプロ初勝利を挙げた。
今季初先発の高卒3年目左腕は、リズム感のある投球を披露した。初回に先制を許し、2回にも3四球が絡んで2失点。だが、3回以降は失点を許さず、5回4安打3失点で降板した。
「久しぶりの一軍での先発ということもあって、立ち上がりはフワフワした状態で自分のピッチングができませんでした。3回くらいに若月さんから『お前が粘って投げたらチームが逆転してくれる』という言葉で粘って投げることができました。5回までですが、なんとか投げ切ることができてよかったです」。
降板直後の6回に、味方打線が逆転に成功。我慢の投球を続けた左腕に勝利投手の権利が転がり込んだ。
2年目の昨季は2試合に先発も4回持たずに降板。三度目の正直で白星がついた。
昨オフはプエルトルコのウインターリーグに参戦。開幕当初はリリーフとして5試合に登板したが、防御率9・00でファーム調整へ。降格後、9月中旬まで19試合の研さんが初勝利に結びついた。
打線も「東松に勝ちをつける」を合言葉に、6回に来田涼斗外野手(23)のソロ本塁打で同点。なお1死二、三塁で、野口智哉内野手(27)の2点適時二塁打で勝ち越した。ブルペン陣も無失点救援で東松をフォロー。期待の若手左腕を援護した。
◆東松快征(とうまつ・かいせい)2005年(平17)4月29日、愛知県生まれ。小学1年から野球を始める。加木屋中では東海中央ボーイズ所属。享栄では1年秋からベンチ入りし、2年夏から背番号1。3年夏は準々決勝で敗れて甲子園出場ならず。23年ドラフト3位でオリックス入団。25年7月19日ロッテ戦でプロ初登板。179センチ、86キロ。左投げ左打ち。今季推定年俸650万円。



