「走」「攻」「顔」の3拍子で新人王、盗塁王を狙う。楽天ドラフト2位の明大・岡田啓吾内野手(22)が25日、都内の野球部合宿所でスカウトから指名あいさつを受けた。大学ジャパンで歴代最高の50メートルタイム5秒69の俊足が売りだが、それだけでドラフトの「全体13番目の指名」はなかった。ベンチプレス130キロの怪力を生かした長打力、さらには俳優町田啓太似の甘いマスクの持ち主。総合力で勝負する。

あいさつの冒頭、愛敬尚史スカウト部長から本音の指名理由を伝えられた。「内外野を守れる足の速い選手を取られる前に行こうと。最後の打撃練習でスタンドインしていた。春は“当て逃げ”していたが、あれで決めた」。俊足以外の部分が、高評価につながった。

岡田は俊足タイプにありがちな痩せ型ではなく、筋骨隆々だ。「パンチ力があるのは武器。ぬいだら背筋には自信があります」。デッドリフトは240キロ。東京6大学の秋季リーグ戦では11安打中6本が長打だった。

そして「顔」。阪神1位の同僚榊原から「町田啓太に似ている」と言われている。プロは「顔も大事です」と部坂スカウト。大学の先輩宗山とのイケメン二遊間を、仙台の新名所とする。【斎藤直樹】

◆岡田啓吾(おかだ・けいご)2004(平16)年5月7日生まれ、群馬・安中市出身。「父が野球をしている姿に憧れを抱いたから」と小1から野球を始める。原市イースト-高崎中央ボーイズ-前橋育英を経て、明大では1年秋にリーグ戦デビュー。14日時点でリーグ戦通算35試合に出場し打率3割1分7厘、3本塁打、19打点。趣味はトレーニングと香水探し。176センチ、79キロ。右投げ左打ち。

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