阪神の高知・安芸秋季キャンプが1日、スタートした。

この日に23歳の誕生日を迎えた25年ドラフト1位の立石正広内野手は、フリー打撃で67スイング中4連発を含む16本の柵越え。バックスクリーン2発と2年目の飛躍を予感させた。佐藤輝明内野手(27)はポスティングシステムを利用してメジャー挑戦が決定。次期三塁レギュラーの最有力候補が初日からファンをにぎわせた。

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今年も高知県安芸市に阪神が帰ってきた。練習開始前には歓迎セレモニー。西内安芸市長からリーグ連覇を祝福され、優勝の証しであるペナントを広げてナインがフィルムに収まった。来季3連覇への本格的な準備がスタート。そのキーマンになり得る立石は初日から絶好調だった。

フリー打撃では、まるでピンポン球を打っているかのように柵越え連発。67スイング中4連発を含む16本。バックスクリーン2発、左翼ポール上部に直撃する“特大アーチ”まで飛び出した。「引っ張りでしっかり乗ったいい打球をセンターからレフトに狙っていた。よかったと思います」と本人も納得。若武者はこの日、23歳を迎えた。抱負を問われ「明るくいきます」と話すと「もうルーキーでもないですし、2年目でしっかり大活躍できるように。有効に時間を使っていきたいなと思います」と自覚たっぷりだ。

今オフは佐藤がポスティングシステムを利用してメジャー挑戦する。立石は次期三塁レギュラーの最有力候補だ。藤川球児監督(46)も直々にアドバイスを送るなど、期待度はやはり高い。「ステップする前に体が開いてしまうことがある。そこについてアドバイスをもらっていました」と指揮官に感謝した。

1年目の今季は交流戦直前に鮮烈デビュー。出場5試合で打率4割9厘、1本塁打、5打点と大当たりだったが、交流戦以降は成績が下降した。クライマックスシリーズでも5打席4三振。プロの壁を痛感したままキャンプインした。「充実していたと思います」。さらなるレベルアップへ、野球に没頭しながら3週間を過ごす。【只松憲】