侍ジャパンが井口資仁新監督(51)の就任後初の実戦から2連勝を飾った。「ラグザス アジアプロ野球チャンピオンシップ2026」(12~15日、東京ドーム)に向けた、宮崎での秋季キャンプ第2クール3日目。この日が大会前最後の実戦で、勢いのつく快勝となった。

井口監督は「投手陣は先発の高橋(宏斗=中日)も含めて、中継ぎ陣も昨日今日と全員登板して良い調整ができた選手もいますし、12日までしっかり調整する選手もいる。良い形でできたと思います」と満足げに振り返った。

前日7日のロッテとの練習試合に続く連勝。「この2戦で実戦感は野手も含めて、取れたと思いますし、あとは本戦に向けてあとは体調だったり、自分の調整だと思う。とにかく初戦、この2試合みたいに初回からしっかり行けるように、準備をしていきたい」と本番を見据えた。

試合は初回2死走者なしから、西川史礁外野手(23=ロッテ)が左翼への二塁打でチャンスメーク。続く山口航輝外野手(26=ロッテ)も左翼へ、先制の適時二塁打を放った。渡部聖弥外野手(24=西武)が左前打でつなぐと、小島大河捕手(23=西武)が右翼へ適時二塁打、長谷川信哉外野手(24=西武)が遊撃への適時内野安打をマークし追加点。5連打で一挙3点を先制した。

高橋宏斗投手(24=中日)が先発マウンドに上がった。井口資仁新監督(51)もチームのエースとして期待する右腕。初回は2安打1盗塁で1死一、三塁のピンチを迎えるも、広島名原典彦外野手(26)を空振り三振、林晃汰内野手(25)を一ゴロに抑えて切り抜けた。2回は3者凡退。2イニングを投げ2安打無四死球2奪三振無失点だった。

打線は2回に宗山塁内野手(23=楽天)の左犠飛、7回に山口航輝外野手(26)の遊ゴロで1点ずつ追加。3回以降は松本健吾投手(27=ヤクルト)、森田駿哉投手(29=巨人)、九谷瑠投手(26=楽天)、吉田聖弥投手(24=中日)、高太一投手(25=広島)、中森俊介投手(24=ロッテ)、篠原響投手(20=西武)が1イニングずつ投げた。高は普段はチームメートの林晃汰内野手(25)に右越えソロを被弾。他の投手は1回無失点で抑えた。