<パCSファーストステージ:日本ハム2-5西武>◇第1戦◇29日◇札幌ドーム

 リーグ2位の日本ハムが先制した。1回1死一、二塁の好機をつくると、小谷野栄一内野手(31)が中前適時打。さらに続く稲葉篤紀外野手(39)も右前適時打で、2点を挙げた。地元スタンドでは、東日本大震災の影響で今季は自粛していた「稲葉ジャンプ」も解禁。稲葉は「(小谷野)栄一の先制点で楽に打席に立つことができました。今シーズン初めての稲葉ジャンプに気持ちが入りましたし、皆さんに打たせてもらったタイムリーだと思います」と振り返っていた。