西武が「週刊文春」の掲載記事に抗議文を出すことを26日、明らかにした。26日発売の同誌には、上本達之捕手(27)に窃盗事件や暴力があったことが、元交際女性の証言で書かれている。小林球団社長は「球団が事実をもみ消したという見出しは違うし、遺憾」と対応次第では法的手段も検討するという。上本が銀行のATMで他人が置き忘れた現金を持ち逃げし警察ざたになった点は球団も認め厳重注意。一連の騒動を謝罪した上本は「お金をお返しして和解しました。(事実関係は)違う部分は多々ある」と話した。この日の練習後、上本は出場選手登録を抹消されたが、渡辺監督は「(記事とは)まったく関係ない」と話した。