阪神新井貴浩内野手(33)が2010年型フォームを完成させた。8日はランチ特打で82スイングし2本の柵越えに止まったが、練習後に1時間の居残り特打を敢行。宜野座ドームで、ビデオチェックも挟みながらマシンを相手に振り込んだ。

 この居残り特訓で、フォーム修正に手ごたえをつかんだ。和田打撃コーチが「今年1年、これでやっていこうやという感じになった。あとは固めていくだけ」と説明した。新井も「手ごたえはそれなりに。(方向性は)固まっている」。今キャンプは930グラムから960グラムまで10グラム単位で重さの異なるバットを用意。飛距離増の取り組みを、フォーム完成が後押しする。

 [2010年2月9日11時33分

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