月イチ公約、実現します!

 中日の新選手会長・森野将彦内野手(31)が、公募したファンサービス案を月替わりで実現させる計画が8日、明らかになった。また公募用にナゴヤドームに設置する「目安箱」の電子版ができることも決定した。

 ファンサービス案を公募するという「目安箱」は新選手会長となった森野が昨年11月に発案したもの。球団の後押しも受け、具体的に検討してきた森野は、応募作から1つを選び、月に1度は必ず実現させることを約束した。「目安箱」は2月27日の本拠地オープン戦初戦(ロッテ戦)にも設置される予定。いつでも、どこでも世界中から投票できるようパソコンや携帯電話からも投票できる電子版「目安箱」も、近く球団ホームページ上に立ち上げる予定だ。

 森野

 ファンが期待して、目安箱に意見を書いてくれると思うんですよ。それが1年間、減らないようにしたい。減れば関心が薄れているということ。そのためには結果を出さないといけない。だから3月に書いてもらったものは4月に結果を出す。やりっ放しにしないことが大事だと思います。

 西脇球団代表もファンサービス改革をさらに推進するために、現在の営業部、広告部を横断する組織「ファンサービス本部」(仮称)を立ち上げる考えを披露。「ファンのためにいろいろやっていこうと思った場合、横断的な組織が必要だと思っている」と話した。

 今年はシーズン席の売り上げは苦戦が続いており、このままでは前年より落ち込む可能性が高い。ファンのニーズにこたえ、一緒に盛り上げていく。ヒーローインタビュー後に「燃えよ!

 ドラゴンズ」の熱唱や握手会などなど、月替わりのファンサービスを実現させ、球場に竜党を呼び戻す。

 [2010年2月9日11時0分

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