<横浜2-1中日>◇8日◇横浜
連勝が6で止まっても、中日落合博満監督(56)は笑みを浮かべていた。「負けるとすれば、こういう負け方だろうな」。1-2の惜敗。だが、指揮官に余裕を与えたのは、鉄壁リリーフ陣の完ぺきな仕事ぶりだった。
先発バルデスが4回までに2失点。1点差に迫った5回に代打を送った。その裏から継投が始まった。5、6、7回の3回を清水昭が完全に抑えると、8回は鈴木が横浜クリーンアップを村田の四球だけで退けた。追加点を狙う相手に1本の安打すら許さなかった。
この夜、完ぺきな仕事をした2人に加え、左のワンポイント小林、右の平井、そして左右の剛球セットアッパー浅尾と高橋、守護神岩瀬と多士済々のリリーフ陣は、3月28日広島戦で岩瀬が自責1を記録してから31回1/3で自責点0を継続中だ。開幕から計算しても39回1/3で自責1、防御率にすれば0・23という驚異的な数字になる。「いい意味での刺激になっています」と清水が言えば、鈴木も「1発だけを警戒して投げました。心の準備はできていました」と胸を張った。
この夜は味方打線が横浜の寺原-牛田-山口のリレーの前に沈黙して敗れたが、KOパンチは出させなかった。さしずめ小差の判定負け。守りのチームにとってダメージは少ない。「リリーフ?
まあ、そこだけはな」。落合監督はにやりと笑った。9日からは首位に並ばれた巨人と今季初の直接対決。“最強の盾”を武器に敵地・東京ドームに乗り込む。【鈴木忠平】
[2010年4月9日11時27分
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