<パCSファーストステージ:西武4-5ロッテ>◇第2戦◇10日◇西武ドーム

 西武岸孝之投手(25)の力投も報われなかった。3点差の6回には1点を失って無死二、三塁、7回にも1点を失った後に2死満塁とされたが、いずれのイニングも最少失点で耐えて、7回8安打3失点。右肩痛から復帰後最多となる125球を投げ「正直疲労はあったけど、勝ったまま(救援に)つなげたんで」と納得の表情だった。ただ、故障で約2カ月半の長期離脱を強いられた今季については「ケガして迷惑をかけたことしかない。まずは肩を休めます」と来季の巻き返しを誓った。

 [2010年10月11日9時35分

 紙面から]ソーシャルブックマーク