左膝半月板手術のリハビリを続ける阪神城島健司捕手(34)が12日、室内練習場でフリー打撃を解禁した。今キャンプ最長となる20分のランニング。ティー打撃で57スイングした後、立石コーチの球を左で16スイング、右で35スイング、力強く打ち返した。

 「室内だしケージが広くなったようなもの。投げてくれたのを打ったのは良かった。マシンやティーとは違う」。

 虎捕手初の「3割30本100打点」も目標に掲げた。ダイエー時代の03年に打率3割3分、34本塁打、119打点を記録した。

 「3割30本100打点。バランスよくとれていけば打順的にもチームにとってもプラスになる」。

 13日にはノックを始める。「寒いのでボールは投げられない。スパイクならしの意味もあるので」。開幕マスクへ準備が進む。

 [2011年2月13日11時0分

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