侍ジャパン伊藤大海投手が火消し役を果たした。

4点リードの5回、2死から先発の大谷が2点を失い、なお2死一、三塁で登板。打席にはイタリアの4番サリバン。パドレス3Aの捕手を相手に直球主体に攻めた。最後はフルカウントからの7球目、153キロで押し込み遊飛。歓声が反響する中、ベンチに引き揚げると、大谷に頭をぽんぽんされ、ねぎらわれた。

「今日は丁寧っていうか、いろんなボールを交ぜながら絞らせない中で、決めるところ決める強弱があって、ああいうところはまねしていきたいなと思いました」。1次ラウンド開幕となった9日の中国戦。先発した大谷の投球を見て、伊藤は率直な感想を口にしていた。その時は火消しの必要はなかったが、この日は自らが決めるところを決めた。大きな務めを果たした。