絶好調の米国代表のトレー・ターナー内野手(29=フィリーズ)が日本の前に立ちはだかった。2回1死、侍ジャパン今永の148キロ直球を捉え、左翼席に運ぶ先制ソロを放った。飛距離406フィート(約124メートル)、打球角度25度、打球速度は107マイル(約172メートル)だった。

ターナーは準々決勝のベネズエラ戦でも8回に逆転満塁本塁打を放つなど、3戦4発と絶好調。これまでは9番でスタメンだったが、この日からは6番に昇格して即、先制ソロで結果を出した。これで今大会5本塁打で、1大会の個人記録に並んだ。2006年の第1回大会で李承■内野手(巨人)が5本塁打をマークして以来、2人目。

ターナーは昨オフにFAでドジャースからフィリーズに移籍。11年総額3億ドル(約405億円)の大型契約でサインした。21年には首位打者に輝いた。

※■は火ヘンに華

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