侍ジャパン菊池雄星投手(34)菅野智之投手(36)が、2日のオリックスとの強化試合(京セラドーム大阪)でチーム合流後初の実戦マウンドに上がる。菊池はWBC1次ラウンド2戦目の7日の韓国戦、菅野は同3戦目の8日のオーストラリア戦で先発することが有力。本番に向け、ともに最初で最後となる実戦登板で準備を整える。

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日本のファンが、待ち望んだ瞬間が訪れる。菊池が、メジャーリーガーの出場が可能となる2日のオリックスとの強化試合に先発予定。菊池の日本での登板は、マリナーズ時代の2019年3月21日のアスレチックス戦(東京ドーム)以来2538日ぶりで、日本のファンにとっては超レアな夢の時間となる。

菊池 対外試合は今年初めてですし、ランナーがつくとか、そういうのも初めてになる。WBC前唯一の対外試合にもなりますから、確認しながらやっていきたいです。

菊池にとっては、日の丸のユニホームで臨む初めての実戦となる。1年前に岩手を訪れた井端監督からWBC出場を要望され、初参戦を即決。先発が予想される1次ラウンド2戦目の7日の韓国戦を前に気持ちも高ぶる。「試合が近づけば自然と気持ちも上がってくると思いますし、いい緊張感で投げられるのは楽しみです」と力を込めた。

天覧試合となる8日のオーストラリア戦の先発が予想される菅野は、2番手以降で登板する。巨人時代はスライダーが最大の武器だったが、メジャー移籍後はスプリットの割合が増加。宮崎強化合宿の24日に実戦形式のライブBPに登板し、中村悠、若月、坂本の3捕手とバッテリーを組み、コミュニケーションを図ったが、実戦で深めていく。

菅野 全部が全部試せるかどうかはわからないですけど、キャッチャーと話し合いながら。僕の場合はこれっていう球種はないので、全体的に満遍なく確認できたらいいなと。

菊池、菅野は、1次ラウンド初戦の6日の台湾戦での先発が予想される山本とともに、先発3本柱で大きな期待を受ける。名古屋からチームに合流した大谷らメジャーの野手組も出場するとみられ、投打の「メジャー侍」が、大阪の地で躍動する。【久保賢吾】

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