韓国が、台湾相手に延長10回のタイブレークで痛い敗戦を喫した。3年前までドジャースとブルージェイズで10年間活躍した元メジャーリーガーの柳賢振(リュ・ヒョンジン)投手(38=ハンファ)に大事な試合を託し、準々決勝ラウンド進出へ何としても負けられない試合をベストの陣容で臨んだ。しかし柳賢振は初回に先制点を許し、3回まで50球と球数がかさみ交代。2番手に郭彬、3番手にダニングと先発3枚を起用する継投策を取ったが、その頼みの3人がいずれも失点した。
攻撃陣は、1番金倒永が6回に左翼バルコニー席まで届く飛距離119メートルの豪快な逆転2ランを放ち、一時は優勢かと思われた。24年に韓国プロ野球史上最年少の「30本塁打、30盗塁」を達成した金倒永は5打数2安打、3打点と躍動したが、それでも1歩及ばず。延長10回の攻撃では三塁走者の金周元が本塁に突入してクロスプレーでアウトになった。首脳陣はチャレンジを求めたが、審判に認められず、その後の1本も出なかった。
9日は1次ラウンド最後となるオーストラリア戦。柳志炫監督は「今日必ず勝たないといけない試合だったが、このような結果となってしまった」と振り返り、継投については「先発3人を使うのは当初からの計画通り」と明かした。試合終了時点で突破の可能性は残っており「チャンスはあるので明日の準備をしたい」と話した。

