17年以来、2大会ぶりの王座を目指す米国が、難敵ドミニカ共和国に競り勝ち、3大会連続の決勝進出を決めた。
ともに優勝経験を持つヘビー級同士の直接対決となった一戦。米国ポール・スキーンズ投手(23=パイレーツ)、ドミニカ共和国ルイス・セベリーノ投手(32=アスレチックス)の両先発右腕が、立ち上がりから気迫十分の投球を披露した。
先行したのは、ドミニカ共和国。2回2死から、昨季45本塁打と大ブレークしたジュニア・カミネロ内野手(22=レイズ)が左翼席へソロ本塁打を放った。
この1発で同国は今大会15本塁打となり、09年大会でメキシコが記録したチームの本塁打記録を塗り替えた。
1点を追う米国は4回、ガナー・ヘンダーソン内野手(24=オリオールズ)のソロ本塁打で同点、さらにチーム最年少のロマン・アンソニー外野手(21=レッドソックス)が右中間へソロ本塁打をたたき込み、1点を勝ち越した。
米国の先発スキーンズは、5回1死から連打を浴びたところで交代。2番手ロジャースが併殺に仕留め、ピンチを脱した。
中盤以降は、両軍投手陣の好投、守備陣も好プレーを連発し、引き締まった展開となった。
米国は救援5投手が、その後、ドミニカ共和国の強力打線を無失点に封じ、1点差で逃げ切った。
試合後のスキーンズは「これまでで最もタフな打線だった。だが、これだけの救援陣がいると、先発としては楽になる」と、救援陣に感謝した。
デローサ監督は「とてもハイレベルな野球だった。これからもずっと記憶に残る試合になるだろう」と、ホッとした表情で好試合を振り返った。
勝った米国は、3大会連続進出となった17日(同18日)の決勝戦で、「イタリア-ベネズエラ」の勝者と対決する。

