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小笠原V打!日本15安打韓国粉砕/WBC

岩村の2点適時打失で生還した稲葉(左)と小笠原は、満面の笑みを見せる
岩村の2点適時打失で生還した稲葉(左)と小笠原は、満面の笑みを見せる

<WBC・第2ラウンド:日本6-2韓国>◇19日(日本時間20日)◇1組◇1、2位決定戦◇米カリフォルニア州サンディエゴ、ペトコパーク

 日本対韓国4度目の対戦は、サムライ打線が15安打で韓国投手陣を粉砕し、対戦成績を2勝2敗にした。2-2の同点で迎えた8回無死一、三塁、代打で登場した小笠原道大内野手(35=巨人)が、速球派左腕の金広鉉(キム・グァンヒョン)投手(20)から右前打を放ち勝ち越しに成功。この回4安打を集中して3点をもぎ取った。勝てば中2日、負ければ中1日で準決勝に臨む条件の中での快勝。互いに決勝まで進めば、5度目の対決で決着をつけることになる。

 決勝の一打が右前に転がると、クールな小笠原も珍しく感情を表に出した。両手を強くたたいて、三塁側ベンチに向かってこぶしを振り下ろした。同点の8回無死一、三塁。原監督の代打起用に応えた。韓国ベンチは右の呉昇桓から左の金広鉉にスイッチ。17日の韓国戦で空振り三振を喫した相手だけに気合が入った。

 小笠原 ベンチで見ていて試合が緊迫していた。みんなでつくったチャンスでボールを拾えた。

 スライダー、直球に2度空振りしてカウント2-1。そこまでフルスイングした感触が生きた。体がしっかり反応していた。鋭い曲がりの外角スライダーを、下半身の粘りで拾った。

 一、三塁の好機を用意したのは稲葉だった。原監督が勝負のタイミングを的確に判断した。「追いつかれていたし、ここだという形で投入した」。この回先頭の青木が一塁前へのセーフティーバントで出塁。ここで動いた。左の稲葉を一の矢で起用。カウント1-3から仕掛けたエンドランを意地で右前に転がした。

 稲葉 無死だったので絶対に転がそうと。良い感じで打球が飛んでくれた。

 4回に村田が右太もも裏肉離れで途中交代。ベンチ内は即座に代役に広島栗原が招集される方針が伝達されていた。準決勝は、勝てば中2日で22日の米国戦、負ければ中1日で21日のベネズエラ戦に臨む日程が組まれていた。この日、急きょ招集が決まった栗原の米国到着は現地時間の21日。村田の穴を埋める栗原に1日の調整時間を用意する必要があった。

 青木 1位になれば2日空く日程は知っていた。

 稲葉 村田は一緒に戦ってきた仲間。何とかしなければと思って戦った。

 8回1死から中前打で2人の走者をかえした岩村も勝利の意義を強調した。

 岩村 彼の体は1人の体じゃない。他のメンバーでシュウ(村田)の分まで頑張らないといけない。

 韓国戦は今大会2勝2敗。日本のプライドが光り、連覇を目指す過程で、準決勝までの大きな中2日を勝ち取った。【山内崇章】

 [2009年3月21日9時10分 紙面から]

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