オランダがバレンティン(ヤクルト)の2打席連続本塁打を含む3安打5打点の活躍などでキューバに7回コールド勝ち。2勝1敗とし準決勝進出に望みをつないだ。

 1回、1死一、三塁からバレンティンが先制3ラン。2回に1点を加えると3回にはバレンティンの2打席連続となるソロ本塁打などで3点。4回には敵失なども絡み5点を奪った。

 オランダは19時開始の日本-イスラエル戦で日本が勝てば2位での準決勝進出が決定。イスラエルが勝って3チームが2勝1敗で並んだ場合は失点率の比較となる。オランダはすでに日本、イスラエル両チームとの対戦を終了し失点率0・53。日本-イスラエル戦が9回で決着した場合、イスラエルは完封勝ちしてもオランダの失点率を上回ることができない。日本は4失点以下の敗戦ならば失点率0・50以下で、オランダを抜いて失点率が1位となり、E組1位で準決勝進出が決まる。日本が5失点以上で敗れたケース(5失点で失点率0・55)は、失点率トップのオランダがE組1位で、日本の準決勝進出はイスラエルとのプレーオフに勝つことが条件となる。

 3連敗のキューバは2次ラウンド敗退が決まった。