プロボクシング元世界3階級制覇王者・中谷潤人(28=M・T)が再起戦での世界挑戦を希望した。来年はじめの次戦を想定した相模湖CC(25~28日)での走り込み合宿を26日に公開。降雨の中、起伏の激しいゴルフコースでサーキットトレを消化した。中谷は「来年1、2、3月あたり。このぐらいの時期だとイメージして動いている」と下半身強化の意図を説明した。
5月2日、東京ドームで4団体統一スーパーバンタム級王者井上尚弥(33=大橋)に挑戦。プロ初黒星となる判定負けを喫し、左眼窩(がんか)底を骨折。手術も受けた。8月1日から本格的にジムワークを再開。11月の診断で担当医からのゴーサインが出れば、スパーリングも開始する見通しだという。一時は60キロまで落ちていた体重も65キロまで戻っている。中谷は「長く休んでいたので早く取り組まないといけない。だいぶ休んでいるので戦いに飢えている」と心境を口にした。
世界4階級制覇を見据え「このスーパーバンタム級で戦おうと思っている」と主戦場に変更はない。現在、同階級では井上尚弥(33=大橋)が4団体を統一しているが、来年中のフェザー級転向を示唆。世界再挑戦のチャンスはすぐに到来しそうだ。中谷は「次が世界戦になっても問題ないと思う。世界王者になるため、この階級に上げてきている。そこにブレはないですし、チャンスがくればありがたい」と希望を口にしていた。

