第4試合のバンタム級(-61キロ)5分3回でベテラン中島太一(37=JTT)と新鋭・溝口司(23=フリー)が対戦。開始早々にタックルに来た中島に対し、溝口がうまく上から背後に回ってリアネイキッドチョークで捕獲。中島が失神したことを確認したレフェリーがわずか22秒で試合をストップした。
溝口は試合後のマイクで「自分の武器、1%も出してないんで。バックチョークという結果で。まさか俺がバックチョークで勝つと思ってたヤツはおらんやろ? 分かったか、お前ら?」と“ダーク溝口”になりきってファンに言い放った。
そして「RIZIN背負って、バンタム背負って海外に挑戦していくっていうビジョンがあるんですけど、その中で今回気づいたのは3%ぐらいしかできていないんで。それを90%ぐらいまでこの舞台でいろんな選手と戦ってやっていきたい」と話し、「また自分のタイミングでやらせてほしいです」と最後まで不敵な笑みを浮かべながら榊原信行CEOに“要求”した。
溝口は、父親と兄が自宅のリビングでミット打ちをしている姿を見て格闘技に興味を持ち、父親と二人三脚で練習を重ねてきた。もともとMMAを志していたものの、コロナ禍で試合ができなかったことから、試合経験を積むために『K-1甲子園』へ出場。すると、そのまま西日本予選で優勝してしまったという。
25年4月にはONEフライデーファイツでエゼキエル・イシドロ(フィリピン)に左フックからのパウンドで1回TKO勝ち。ONEとの契約が切れてからRIZINと契約し、現在は柔術、レスリング、キックボクシング、ボクシングなど、さまざまな競技の技術を各地のジムで学び、自身のスタイルに取り入れているという。

