W-1の黒潮“イケメン”二郎(22)が1日、都内の事務所で会見し、18日の後楽園大会での武藤敬司戦へ向け抱負を語った。

 黒潮は、5月30日の「Road to MUTO KEIJI」トーナメント決勝で、吉岡を破って優勝。晴れて、団体トップの武藤と対戦する権利を得た。「後楽園で武藤さんに、(武藤の得意技の)ムーンサルトプレスを決めたい」と意気込みを話した。

 ハデな柄のジャケットに手鏡を持って、福山雅治の「HELLO」の曲で入場するイケメンキャラで人気急上昇中。昨年7月1日にTAJIRIらとともにW-1に移籍し、今年は船木誠勝と「イケメン侍」タッグを結成するなど、リング上でも存在感を見せている。過酷なトーナメントで右ひざの靱帯(じんたい)を痛めたが、「こんなもの、すぐに治ります」と意気盛んだ。武藤戦では、中身が伴っていることを証明するつもりだ。