世界ボクシング協会(WBA)ミドル級王座決定戦で不可解な判定で敗れたロンドン五輪同級金メダリストの村田諒太(帝拳)が1日、東京都内のジムで、5月20日の敗戦後初めて体を動かした。シャドーボクシングや縄跳びなどで軽く汗を流し「汗をかかないと気持ち悪い。ルーティンになっているので」と話した。

 進退については明言を避けたが、これまで「ボクシングに対する情熱も失われていない」などとコメントしており、現役続行へ前向きな姿勢を示している。