IBFミニマム級タイトルマッチ12回戦で同級9位の京口紘人(ワタナベ)が王者のホセ・アルグメド(メキシコ)に3-0で判定勝ちし、世界初挑戦で新王者となった。プロデビューから1年3カ月での世界王座奪取は、日本選手の最速記録。

 23歳の京口は序盤から激しく打ち合い、9回にダウンを奪った。戦績は8戦全勝(6KO)。

 WBAライトフライ級タイトルマッチ12回戦では王者の田口良一(ワタナベ)が同級1位のロベルト・バレラ(コロンビア)に9回TKO勝ちし、6度目の防衛に成功した。

 30歳の田口は接近戦で優位に進め、9回に主審が試合を止めた。戦績は30戦26勝(12KO)2敗2分け。

 日本のジム所属の男子世界王者は史上最多に並ぶ12人となった。