10月9日の両国大会でEVILの挑戦を受けるIWGPヘビー級王者オカダ・カズチカ(29)が、EVILに苦杯をなめた。

 メインの敗者が次々と退場していき、最後まで1人でも残ったチームが勝ちとなる5対5イリュミネーションマッチでEVIL、内藤哲也らのロスインゴベルナブレス・デ・ハポン組と対戦した。

 IWGPヘビー級王座挑戦・1・4東京ドーム大会のメイン出場権利証争奪戦で対戦する内藤哲也と石井智宏は、内藤が石井を道連れに場外へ転落する形で早々と脱落。両軍敗者が次々と退場していく中で、オカダはEVILと激戦の末、場外に落とされ敗退。チームも、最後はEVILが1人残りで、勝利を奪われた。

 オカダは試合後「EVILはすごい調子よさそうだな。(G1で敗れた)大阪大会より厳しくなる」と表情を引き締めていた。

 また、権利証争奪戦に挑戦する石井は「内藤、オレの名前を出した時点で、お前の東京ドームメインは終わってるんだよ」と内藤を挑発した。