新日本プロレスとメキシコ団体CMLLの合同大会が最終日を迎える中、プロレス大賞2年連続MVPの内藤哲也(35)はやっぱりいらだっていた。

 「ロス・インゴブレナブレス・デ・ハポン」のBUSHI、高橋ヒロムと組んで、ボラドール、ソベラーノ、ドロン組との30分一本勝負は、巧みな連携技の連続で快勝したが、バックステージに戻ってくると、話題は前日21日にも触れたシングルマッチ問題へ。批判の矛先は23日の「タカタイチマニア」で行われるタイチ15周年記念スペシャルマッチで対戦するタイチ。

 「俺は明日もここ後楽園ホールで試合があるわけですよ。昨日の俺のコメントについて、タイチがツイッターで反応してたけど、ツイッターで反応するだけじゃなくて、今日会場に来て、行動をしてほしかったすね。まあ、無反応のYOSHI-HASHI(2月に大阪大会で対戦)よりましだけどさ。明日のタイチ戦、俺、カンサードなんだよ、疲れきってんだよ。そんななか、わざわざタカタイチ興行に出てやんだから、俺をがっかりさせんなよ」。そして最後には2日連続の締め言葉、「カブロン(クソ野郎)」と吐き捨てた。