体重超過で王座を剥奪されたプロボクシングWBC世界フライ級王者比嘉大吾(22=白井・具志堅スポーツ)と師匠の具志堅用高会長(62)が16日、所属ジムの公式サイトで謝罪文を掲載した。

<具志堅会長のコメント>

 この度のWBC世界フライ級タイトルマッチ 比嘉大吾(白井・具志堅)対クリストファー・ロサレス(ニカラグア)におきまして、比嘉が規定体重に至らず、正式なタイトルマッチとして行うことが出来なかったことを深くお詫び申し上げます。

 適性体重でないにもかかわらず対戦を望んでくださったロサレス選手、陣営の皆様には申し訳ない気持ちでいっぱいです。そして、何より今回の試合を楽しみにして下さったボクシングファンの皆様にも心よりお詫びいたします。

 2月の試合が1ラウンドで終了しダメージもなかったことから、今回の試合の出場を決定いたしました。結果的にこのような事態を招いた全責任は会長である私にあります。

 ボクシング界に与えてしまった影響を厳粛に受け止め、JBCの処分を待ちたいと思います。

 多大なるご迷惑をおかけしましたことを、改めて心よりお詫び申し上げます。

 

白井・具志堅スポーツジム

会長 具志堅用高

 

<比嘉大吾のコメント>

 4月15日のタイトルマッチで体重調整が上手くいかず、計量をクリアすることができませんでした。

 対戦相手のロサレス選手はもちろん、この試合に携わってくださったすべての皆様、ファンの方々に心からお詫び申し上げます。

 試合をするための大前提である、体重を作るという事が出来なかったのはプロとしてとても恥ずかしいことです。今回このような結果になってしまった事を深く反省しています。

 今は体調回復に努め、今後の事はJBCの処分に従います。

 本当に申し訳ございませんでした。

 

白井・具志堅スポーツジム

比嘉大吾