「明日の女帝」と呼ばれるアスカ(36)が、スマックダウン女子王座挑戦前に王者の“下僕”とのファイトにヒートアップした。15日のPPV大会エクストリーム・ルールズ(米ピッツバーグ)で王者カーメラに挑戦するアスカは、同王者カーメラの手下ジェームズ・エルズワースとの異色の男女対決に挑んだ。

 ゲスト解説でカーメラが見守る中、アスカは試合前から「相手が誰でもかまわない。ジェームズは私に敵わない」と余裕の表情。リング上で腕立てして腕力をアピールしたエルズワースに対し、もろ手突きで場外へと吹き飛ばすと、さらに回転回し蹴りからの強烈な平手打ちを見舞った。

 ヒートアップしたアスカはバックステージに退散する敵を追いかけ続け、まさかの両者カウントアウト。勝利を取り逃がしたことで、来週10日のスマックダウン大会で、ランバージャック形式による再戦が決まった。女帝は、もうエルズワースを逃さない。