WBC世界ライトフライ級王者拳四朗(26=BMB)がなんと小学生に間違えられた-。

4度目の防衛戦から一夜明けた8日、都内で会見を行い、とんでもエピソードを告白した。「言うの忘れてたんですけど、昨日の昼ごはんを食べに行った時…」。世界戦当日、父の寺地永会長らと3人で宿泊ホテルへ。同会長らと一緒にドリンクバーを注文すると「お客様のご年齢は?」。アルコール飲料で20歳未満を疑われるどころか「12歳前未満」のお子様用について尋ねられた。

「店員さんは女の人。多分、僕より若い」という拳四朗は「26歳とよう言えんかった。ビックリですよ。これ、僕の中でも伝説です」と爆笑。ベビーフェースとはいえ、半分以下の年齢かと疑われたことが信じられない様子だった。

同級5位ミラン・メリンドを7回TKOで下し、3連続KO勝ち。バッティングで右目上が少し赤くなっているとはいえ、顔は試合翌日と思えない、きれいなまま。ただ、その快勝がメインイベントのWBA世界バンタム級王者井上尚弥の衝撃ワンパンチKOで薄まってしまい「もう全部持っていかれました」と苦笑い。それでも、解放感もあり、笑顔が絶えなかった。