UFCファイトナイト140大会は17日(日本時間18日)にアルゼンチン・ブエノスアイレス・パルケ・ロカ・アリーナで開催される。フライ級13位の佐々木憂流迦(29)が、同級5分3回で同級9位アレクサンドル・パントーハ(28=ブラジル)と対戦する。16日(同17日)には同地で前日計量の臨み、ともに125・5ポンド(約56・93キロ)でパス。計量後には握手を交わした。

今年6月のUFCファイトナイト132大会で、ジェネル・ソウザ(フィリピン)から裸絞めで一本勝ちした佐々木は今回のパントーハ戦に備え、米ニューヨークを練習拠点に調整してきた。「(相手は)ランカーだけあって、打撃も寝技もレスリング力も高いですね。ただ、どこを取っても何かしらの穴もあると見ています」と研究済みの様子。相手の弱点を突きながら勝機を探るようで「上位に上がっていくためにも、寝技だけとか、打撃だけということではなく、全体的に勝負をして勝ちたいです」とランカー対決に向けて燃えていた。UFC戦績は4勝4敗。勝てばランキング10位以内も見えてくる。

またメインイベントではウエルター級8位ニール・マグニー(米国)-地元アルゼンチン出身の同級10位サンチアゴ・ポンジニッビオによる同級5分5回が組まれている。