スマックダウン女子王者アスカがソーニャ・デビルを簡単に“料理”してしまった。10日のPPV大会ファストレーンで下した金髪美女マンディ・ローズをセコンドにつけたデビルに対し、アスカはキックの応酬を制した。相手のスピアーなどを食らって劣勢のシーンもあったが、相手顔面への平手打ちからエルボー連打で場外に追いやった。

さらにアスカがデビルに放ったはずのスライディング・ニーが介抱していた敵セコンドのローズに直撃。ふらついたローズがエプロンの幕を引っ張ってしまい、リングに戻ったデビルの足元がよろめいた。その隙を突き、アスカはハイキックからのアスカロック(羽根折式胴絞め裸絞め)でギブアップを奪った。

不穏な空気に包まれたデビルとローズを横目に、アスカは「仲良しちゃうの?私のパートナー、このタイトルしかおらへんのじゃ。いつでも誰でもええからかかってこいや! おらぁ!」とベルトを手に勝利をアピール。4月7日の祭典レッスルマニア35大会(米ニュージャージー州イーストラザフォード・メットライフスタジアム)に向けて勢いづいている。