祭典初の女子メイン戦で、WWE2大ブランドの女子ベルトを懸けた3WAY王座戦は、ベッキー・リンチが制して2冠王者となった。ロウ王者ロンダ・ラウジー、スマックダウン女子王者シャーロット・フレアーと三つどもえ頂上決戦に挑戦。リンチが機転を利かせた丸め込みでラウジーに初黒星をつけた。

必殺のディスアーマーでラウジーを追い込んだリンチはロープ回避を許した。フレアーがフィギュア・エイトをラウジーに決めた際にはコーナートップからのレッグドロップでカット。スピアーを狙ったフレアーを捕まえたリンチはラウジーと一緒にテーブルにたた付けて大ダメージを与えた。これでラウジーとの一騎打ちへ。殴り合いの展開から相手必殺のパイパーズ・ピットを浴びたものの、マットに倒れ込んだ直後に切り返して丸め込み、3カウントを奪った。

三つどもえ女子頂上決戦はリンチが勝利し、ロウ、スマックダウン女子王座奪取という快挙を達成。8万2265人の大観衆で膨れあがったメットライフスタジアムの中心で、2本の女子王座ベルトを掲げ、年間最大の祭典を締めくくった。