WWE各ブランド(ロウ、スマックダウン、NXT、205Live)間の選手移動「スーパースター・シェイクアップ」が行われ、前NXT女子王者カイリ・セインが、スマックダウンに昇格した。17年の女子トーナメント、第1回メイ・ヤング・クラシック初代女王、NXTで女子王座も獲得し、18年のNXT年間最優秀選手にも選出されるなど、十分な実績を積んでの昇格となった。

同日は元GMペイジ一押しのタッグチームとして元スマックダウン女子王者アスカ、セインの日本勢コンビを紹介。そのままロウからの移籍が決まったエンバー・ムーン、ベイリーと組み、WWE女子タッグ王者アイコニックス(ペイトン・ロイス&ビリー・ケイ)、マンディ・ローズ、ソーニャ・デビル組との8人タッグに挑んだ。

白熱の攻防を展開する中、アスカが裏拳からリバースDDTでマットに倒したロイスに向け、セインがインセインエルボーをさく裂させてフォール勝ち。アスカとの連係でスマックダウン昇格初勝利を挙げた。試合後のインタビューでセインは「尊敬するアスカさんとタッグを組んで出場できて本当にうれしいです。ベルト取りましょう」と意気込めば、アスカも「いろいろ教えつつ、刺激も受けつつタイトルに行きましょう」と女子タッグ王座に照準を合わせていた。