階級最強を決めるトーナメント、ワールド・ボクシング・スーパーシリーズの決勝進出を決めたWBA・IBF世界バンタム級王者井上尚弥(26=大橋)が一夜明けた19日、父真吾トレーナーから20日からのランニング再開指令を受けた。

18日に英グラスゴーでIBF王者エマヌエル・ロドリゲス(26=プエルトリコ)から3度のダウンを奪って2回KO勝ち。ロンドン移動のため、グラスゴー空港に姿をみせた井上の顔は傷1つなし。ロンドンで1泊してから帰国することになり、真吾トレーナーから「明日から走ろうな」と早速、練習再開のミッションが入った。

前夜は咲弥夫人と長男明波君と合流。夫人に「おめでとう」と祝福された井上は「子供はグローブを着けてシュシュっとやってました」とパパの顔ものぞかせていた。