3冠ヘビー級選手権で王者宮原健斗(30)が、石川修司の挑戦を退け4度目の防衛を果たした。

巨体から繰り出す打撃にダメージを受けながら、王者の意地ではね返す。対宮原用に石川が繰り出した宮原殺し2019を2度食らったが、カウント2で耐えて起き上がる。最後は、膝蹴りのブラックアウト3連発から、シャットダウン・スープレックスホールドで130キロを持ち上げマットにたたきつけた。

死闘を制した宮原はマイクを握り「V4達成!」と絶叫。観客に向かい「オレは常に過去に執着せず、未来を恐れず、今を生きてるんだ。今を生きたのが、その証しだ」とベルトを掲げアピールした。そして「新時代は現れ、上の世代の追い込みもすごい。その間に挟まった宮原健斗世代。主役も脇役もオレだけだ」と時代の主役を強調した。