皇治(30)が8月24日、地元で対戦する相手は、大岩龍矢(27)に決まった。

エディオンアリーナ大阪で行われる「K-1 WGP 2019」(日刊スポーツ新聞社後援)で、メインイベントとしてスーパー・フェザー級のスーパーファイトを行うこととなり、K-1実行委員会が7日、大阪市内のホテルで公開会見した。

3月には大阪大会出場が決まっており、「みんながビックリするようなカードをやりたい」と発言していた皇治は、対戦相手が大岩となって、やや拍子抜けといった様子。会見の冒頭で「カードを期待してくれていたみんなに謝りたい」とファンにわびた。

そして「チャンピオンじゃないからこそ、できることがある。他団体との架け橋になりたかった」と今回、K-1の舞台で他団体の王者を迎え撃つことができなかったことを悔やんだ。それでも「出ると決めた以上はしっかり盛り上げる」と約束した。

対する大岩は皇治との対戦を熱望。6月30日の東京・両国大会で芦沢竜誠(24)に3-0の判定で完勝して、今回の発表にこぎつけた。それだけにやる気は十分。「結果が全てなので、大阪のファンの前で皇治選手に恥をかかせたい。メインにふさわしい試合をする」と気合を入れた。

これに皇治は「大岩君は何でこんなに知名度がないのか」と、得意のギャグで応戦。タケポン(武尊)のマネジャーと書いたノートとIDカードを大岩にプレゼントし、会場のファンを笑わせていた。