G1クライマックスAブロック公式戦(30分1本)で、IWGPジュニアヘビー級王者ウィル・オスプレイ(26)がSANADA(31)との初シングル戦を制し、G1初勝利を挙げた。

先に掟破りとなるSANADA得意のパラダイスロックを仕掛けた後、派手な空中戦を展開。負けじと身体能力の高いSANADAの反撃を受けたものの、ロビンソンスペシャルからのオスカッターを繰り出した。1度はかわされ、逆に相手のオスカッターを浴びそうになったが、トラースキックで応戦。ダメージの大きいSANADAを捕獲し、必殺のストームブレイカーで沈め、17分6秒、片エビ固めで3カウントを奪った。

アクロバティックな試合展開に持ち込み、初白星を挙げたオスプレイは「オッケー。まだまだ長い道のり。2試合が終わったばかりだよ。緩急をつけるというのがオレの作戦。勝ち続けるにはテンポの変化も必要だからな」と価値あるG1初勝利に満足顔だった。