地元大阪でそろい踏みした近藤兄弟は、明暗が分かれた。

ウエルター級の弟魁成(18)は、松岡力(25)に1回2分18秒にKO勝ちしたが、スーパー・ライト級の兄拳成(20)は、実力者大和哲也(31)に2度のダウンを奪われ、判定負けした。

右ストレートで2度のダウンを奪った弟は「これからも強い選手を倒して、高校生のうちにベルトを取る」とリング上でニッコリ。2試合後に登場した兄は悔しさをにじませた。

K-1甲子園の65キロで16年優勝の兄と17、18年連覇の弟。今回は兄にとって厳しい結果となった。恒例となった大阪大会で、来年のリベンジが期待される。