ボクシングWBA世界ミドル級王者村田諒太(33=帝拳)が他競技のアスリートらと来年東京パラリンピック正式種目のボッチャを体験した。

25日、東京・渋谷区宇田川町で開催されたナイキイベント「TOKYO AFTER DARK AT SHIBUYA」のオープニングイベントに参加。陸上男子短距離のケンブリッジ飛鳥、女子サッカーの清水梨紗、籾木結花、パラ陸上競技の鈴木朋樹らと登場し、LEDコート上で、サイズをコンパクトにしたボッチャ競技「サイバーボッチャ」で対戦した。コートがセンサーでボールの配置を検知してポイントを表示するスペシャル仕様になっており、観戦するファンも盛り上がるほどの熱戦を繰り広げた。

「地上のカーリング」とも呼ばれるボッチャのルールを肌で味わった村田は「競技性として面白い。やっぱりカーリングに似ていますね。(冬季五輪)期間中はカーリングが盛り上がるじゃないですか。そういう可能性を秘めた、テレビ向きな、面白い競技ですね。どんどん広めて欲しいですね」と強い興味を示した。さらに「大会の初日にやってくれたら盛り上がると思いますね。パラリンピック自体の注目も上がるし、老若男女がいけますよ」と提案していた。