BJW認定デスマッチヘビー級選手権が行われ、王者木高イサミ(38)が14年間「ヤンキー二丁拳銃」コンビを組む相棒宮本裕向(37)の挑戦を退け、4度目の防衛を果たした。

形式は4ボード、ギガラダー(巨大はしご)デスマッチ。リングの四隅に置かれた4種の凶器ボードを使用しながら死闘を繰り広げ、10分過ぎたところで宮本がギガラダーを投入。先に上った木高を、反対側から宮本が上り、最上段から雪崩式ブレーンバスターを決めた。木高も負けじと最上段からダイビングダブルニードロップを決め、3カウントを奪った。

試合後、木高は次の挑戦者にアブドーラ・小林を指名。12月18日横浜文体大会で新調する鉄檻を使って防衛戦をすると提案。小林も「ドームは(新日本プロレスの)棚橋、文体は小林だ」と連呼し、やる気をアピールした。

さらに木高は「10何年間、同じリングで血を流し続けている。こんな頼もしい友達、他にいませんよ」と相棒宮本に感謝。宮本も「その気持ちはおれも一緒だ。ありがとう」と返し、大団円でメインを締めた。